CONCEPT 橘の家づくり
日本の住まいが欧米のように
長持ちしたら…。
そんな想いから始まりました
「人にも環境にもやさしい」家づくり
住み継がれる住まいづくり
高温多湿で地震が頻発する日本の住宅は、30年も経つと建て替えられてきました。住宅が「長持ち」して住み継がれることができるなら、そこに住まう人や住み継ぐ人には豊かな暮らしをもたらし、地球環境には廃材処分などの負荷をかけません。
しっかりした構造と、結露の発生が常態化せず木材が腐らない、そして家まるごと冬暖かく夏涼しく可変できる住まい、それが私たちが提案する「住み継がれる」住まいです。
住宅を長持ちさせる方法
HOW TO 01 木材(構造材)が腐らない温熱環境
構造材が木材の木造住宅は、温度差で発生した結露によって繁殖したカビや木材腐朽菌が原因で腐ります。構造材が腐ると、せっかく構造計算で設置した金物も効果を発揮することができなくなり、住宅の耐久性が著しく損なわれます。
耐久性の面から住宅を長持ちさせるためには、木材が腐らないこと、すなわち住宅内で温度差を生じさせないことが大切です。
そこで私たちは、断熱気密性能を強化して、家をまるごと暖房するためのランニングコストを抑えました。住宅を長持ちさせる温熱環境は、そこに住まう人に寒さのストレスがない冬の快適な暮らしを省エネでもたらしました。
HOW TO 02 自然災害や火災に強い構造
一般的な木造2階建ての住宅では、構造計算が義務付けられていないことから安全性に対して根拠がない住宅が数多く存在します。私たちが建てる全ての住宅は、 耐震性の最高強度である耐震等級3の条件のもと、構造計算を行います。構造計算を行うことで、壁バランスの良い地震に強い構造となります。
構造材は1本ごとに強度を測定し安全性が確認された、含水率15%以下、JAS認定の国産材を使用します。
断熱材はポリイソシアヌレートを原材料とする高い断熱性能を持つ発砲プラスチック系断熱材。火が付かず、燃え抜けない、そして水にも強い災害に強い断熱材です。
HOW TO 03 可変する間取り
長く住み継がれるためには、定期的な点検やメンテナンスが必要不可欠であることはもちろん、間取りがライフスタイルや家族構成の変化に対応できることが大切です。構造上重要な部分と変更できる部分を明確に分け、将来のリフォームやリメイク、リノベーションに対応します。なぜなら住宅の解体理由の一つに、間取りの暮らし方や家族構成への不一致があげられているからです。構造体に耐久性があり、間取りに可変性があれば少しでも解体を防ぐことができます。リフォームやリメイクで使い続けることができます。
住宅が長持ちすると…
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健康を育む
木造住宅を長持ちさせるために大切なことは内外部結露を抑えることです。結露は冬季に室内外の温度差で窓や壁の中で発生します。結露によって発生する湿気は木材の大敵です。そこで結露が発生しないよう室内外の温度差をできるだけ減らす工夫が必要となります。
温度差のない室内環境は住まう人の健康を育みます。日本のこれまでの住宅は部屋毎に寒い時だけ暖房する個別暖房が一般的で、部屋間、特に水回りと居室の温度差があって当たり前でした。近年研究が進み、この温度差がヒートショックの原因になることや人の健康に影響を与えることが分かってきました。
人も住まいも健康にするのが、全室暖房の住宅です。 -
豊かな暮らし
日本の住宅は30年程度で建替えられてきました。それはなぜでしょうか?間取りがあわない、デザインが古臭い、構造的にダメージがある等様々な理由があります。少なくとも構造的なダメージが少なければ、住宅ローンが終わった頃に建替えの多額の住宅ローンを組むことを避けられます。耐震性や断熱性を考慮して建てられた住宅は劣化の進度が遅くなります。そのため大規模リフォームなどで新築同様のクオリティに蘇らせることができます。間取りやデザインの変更も可能です。
自分の代から子供や孫の代まで少しのメンテナンス費用で住み継ぐことができ、多額の住宅ローンを利用することもなく、生活にゆとりが生まれます。賃貸住宅として活用することもできます。 -
環境を守る
住宅が長持ちすると、解体されるまでの期間が長くなり建築廃材の発生を抑えることができます。それは廃棄焼却時の二酸化炭素の発生を抑えることにもなります。そして建築時の木材等の輸入や運搬による輸送エネルギーや排気ガスの発生を抑えることにつながります。
木材は材料として使えるようになるまで約50年かかります。ということは住宅の寿命は最低でも50年必要で、これよりも短いと1本の木が材料となるまで成長する前に伐採され、山から木が消えていき、環境破壊につながります。
木材は材料として使えるようになるまで約50年かかります。ということは住宅の寿命は最低でも50年必要で、これよりも短いと1本の木が材料となるまで成長する前に伐採され、山から木が消えていき、環境破壊につながります。
外断熱工法
「ティーズシステム」
夏は涼しく、冬は暖かく、住まいに求められる快適性の出発点。それを少ないエネルギーで実現するオリジナル外断熱工法「ティーズシステム」。断熱材が構造躯体を外側からすっぽり覆います。
床下から小屋裏まで使うことができる住まいを創造します。
ティーズの家なら叶えられる
温熱環境のストレスを感じないティーズの家だから叶えられることがあります。
従来の部屋ごとに仕切って使う間取りはもちろん
吹き抜けやスキップフロアなどの
オープンな空間も寒さ暑さを気にすることなく実現できます。
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スキップフロアのある暮らし
ひとつの階の中で異なる高さの床を設け、数段の階段でつなぐスキップフロア。縦に連続するため、お互いの気配を感じつつプライバシーが保たれる空間を実現します。スペースの確保が難しい狭小敷地や収納にこだわった間取りに向いています。
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吹き抜けのある暮らし
玄関に吹抜けというのはよくあることですが、それは吹抜けは寒いと思われているからです。断熱気密性が高い住宅では、リビングに吹抜けを設けることは決してデメリットではありません。開放感のある空間、さらに1・2階の空調の効率も高めます。
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地下室・小屋裏(ロフト)のある暮らし
地下室や小屋裏も断熱気密性の高い住宅なら快適に使うことができます。「ティーズシステム」は基礎、屋根断熱のためもともと床下空間や小屋裏空間は断熱気密層の内側です。それを地下室や小屋裏収納として居住空間として変えることは容易です。
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インナーガレージのある暮らし
車庫を住宅の一部に取り込むインナーガレージ。単に車庫が併設されているもの、その上に部屋が配されるもの等様々です。
部屋が上にあっても断熱気密性を確保した造りで他の部屋と同じような快適性を保つ空間が実現できます。
住み始めてからも
安心のサポート体制
施工後も定期的に点検
いつまでも安心して住まうために、雨漏れの発生や建物の基礎や構造躯体はお引渡し時から10年間、それ以外については保証書に基づいた期間で保証いたします。またより快適な状態に保つため、お引渡しから10年間は定期的に点検を行い、そのあとは5年に一度の保守点検を実施します。
住まい始めてからのメンテナンスや設備の入れ替えなどのリフォームもきめ細やかで適切なアドバイスで対応をいたします。
住まいにおけるよろず相談所としておつきあいが続く、住み始めてからもよりそう安心のサポート体制です。
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お引き渡し
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6ヶ月
定期検診
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1年
定期検診
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2年
定期検診
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5年
保守点検
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10年~
保守点検
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5年ごとに保守点検
オーナーズクラブ
PAMOJA倶楽部
<パモジャクラブ>
「ティーズの家」を建てられたオーナー様との交流の場がPAMOJA倶楽部<パモジャクラブ>です。
オーナー様は住まいのお引渡しと同時に会員登録されます。
季節ごとの住まい方のご提案や、メンテナンス方法のお知らせ、またお引渡し後のリ
フォーム工事や外構工事、外壁や屋根の塗替え工事、増改築には会員価格にて提供いたします。
第三者機関による検査と万一の際の保証制度
第三者機関による検査と
住宅瑕疵(かし)担保責任保険
住まいを守る法律「住宅瑕疵担保履行法」に基づき、第三者機関(国土交通省指定住宅性能評価機関)による基礎、土台、柱、外壁、屋根等、構造全般について厳しい検査がなされ、高品質住宅の証である保険証(10年保証)が建物完成後に発行されます。10年目に指定の検査を受けることで保険期間をさらに延長することができます。
数ある保険の中から信頼のおける「まもりすまい保険」に加入しています。
地盤の調査と考察、確かな補償、
イーガイア住宅地盤審査制度
地盤調査結果に基づいた地盤補強工事を行ったにもかかわらず、地盤の問題で建物が水平を保つことができなくなる「不同沈下」が発生し、建物や地盤の補修工事費用が必要となった時、その費用を補償します。
期間は10年、補償限度額は5,000万円となります。
防蟻保証
基礎外側に断熱材を施工する基礎断熱だからシロアリによる被害は否めません。そこで建物周辺の土壌処理と基礎上部の構造体に、シロアリを寄せ付けない環境を作り、建物を守ります。なお土壌処理の保証期間は5年、構造体が気密層の内側になる外断熱工法だから、耐久性の高い木材を使用し、木部への直接の防蟻処理は行いません。