施工事例
注文住宅
冬寒くない住環境、人も植物も健やかに過ごす家
Ｋ様は十数年前に橘綜合住宅の展示場を訪れた時の木のぬくもりと自然な暖かさが忘れられず再来したのがきっかけでした。新築するにあたって、心臓に持病をお持ちのお父様のため心臓に負担がない温熱環境であること、以前の住まいは陽当りが悪い上に寒さがきつく大好きな胡蝶蘭は越冬できず枯らしてばかり、これをなんとしたいというお母様のご要望をかなえることが必須でした。
- 竣工年月
- 2016年4月
- 敷地面積
- 168.11㎥
- 延床面積
- 115.10㎡
- 部屋構成
- ３LDK
- 家族構成
- ご両親＋息子夫婦＋子供
- C值
- 0.20㎠/㎡
- UA值
- 0.43W/㎡K
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天井が高く開放感のあるリビング
リビングはダイニングのフロアラインから2段下げて天井を高くしたことで、高い位置から光が差し込む明るい空間に。ちょっとした巣ごもり気分で家族の距離が近く感じられます。
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光が差し込むダイニングカウンター
対面式キッチンの前には食事用のカウンター。料理好きのお母様が自宅食堂のようなダイニングにしたいとの希望から生まれました。時にはキッチン脇のダイニングテーブルで食事を楽しむこともでき、２WAYの使い方ができます。
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玄関脇のシューズクローク
玄関を入って土間続きに設けたシューズクローク。自転車や工具、ちょっとした泥付き野菜など、靴以外の収納にもとても重宝する大きさと配置です。
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玄関からダイニングまで一直線
玄関からダイニングまで仕切り無しのオープンな空間は、将来車椅子になった時のことを考えて。小下がりリビング脇には両親用の茶の間空間、建具を開け放すとひとつの空間として使うことが出来ます。
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階段を中心に回れる空間
二世帯住宅なら1階のトイレは両親の寝室近くに設けましょう。さらに水廻り（洗濯室・トイレ）への動線は、両親の寝室側からも家族が集まるダイニング側からも入ることができる回遊型にして、家事や介護の効率アップを図ります。
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構造材(梁材)が見える勾配天井の2階主寝室
子世帯のリビングを取り込んだ2階の主寝室。屋根なりに断熱する屋根断熱だから天井は勾配天井に。構造材の梁材をあえて隠さずナチュラルな空間に仕上げました。
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外断熱工法だからできる窓下の二ッチ(本棚)
外断熱工法ならでは、筋交いが入っていない壁を利用して二ッチを製作。趣味で撮り貯めた野鳥の写真を飾るベストポジションです。
VOICE
「以前の家は、昭和の家で古いものの自然な感じが気に入ってましたが、断熱材がほぼ入っていない家でした。心臓に持病があるので入浴30分前には電気ストーブのスイッチを入れて入浴後には湯冷めしないうちに就寝して、と夜がとても短かったですが、この家に暮らし始めてからは入浴後にしばらく起きていても寒さを感じないので、いろいろ作業ができて夜が長くなりました」とお父様。お母様は「周りのおうちが近いので部屋の中が暗くならないか心配していましたが、窓の配置などで想像した以上の明るい室内になりました。それに毎年冬になると枯らしていた胡蝶蘭が今年初めて越冬できました、暖かさが一定だからですね。どれもこれも大満足です。」と笑顔。できるだけ光を取り込めるよう天井を高くしたことや窓の位置を工夫したことが功を奏しました。「私たちそれぞれの要望を親身に聞いてくれ、入居後も“こうしておけばよかった”というところはありません。希望をしっかりとカタチにしてくれました。」とお施主様。
